企業の事業活動によって排出される不用品は「産業廃棄物」として処理されます。
1997年度廃棄物処理法の改正によって産業廃棄物の運搬や処分を他業者に依頼する場合には、マニュフェストの交付が義務付けられ、1998年12月より施行されています。
マニュフェストには排出業者、収集運搬業者、中間処理業者、最終処分業者など、産業廃棄物の種類、数量と共に、運搬業者名、処分業者名などが記入してあり、業者から業者へマニュフェストを渡しながら、処理の流れを確認する仕組みです。排出事業者はそれぞれの処理後に、マニュフェストを受取ることで、適切に不用品が処理されたかどうかを知ることが可能です。
これにより、不法投棄や不適正な処理による環境汚染などを未然に防ぐことが可能です。